*永遠の青空と無限の住人*


貴方の側にいることが決して叶わないことだとしても
貴方をここから想い続けることを許してください

永遠なんて言葉の前では 私の中で流れる時間は無力に等しくて
そんな果てのない世界で生きる貴方にとって
私はいつか忘れ去られてしまうような存在に過ぎないのかもしれないけれど

世界の始まりと終わりにいる貴方の その世界を見つめる瞳が
孤独という悲しみで曇るのを 見ているのは辛くて
いつだってそうならないでほしいと願うから

だから私はこの想いを 永遠を前にしていつまでも溶けないよう
氷のようにいつまでも輝きを失わないよう 凍らせようと思う

そうすれば私がいつか この世界から消えてしまったとしても
貴方が永遠という無限の時の中で 孤独になることがないよう
この想いだけは貴方の側にありつづけることができる筈だから

本当は側にいることができたらいいのにと思う
けれど 私と貴方が同じ時を共有できるのはほんの一瞬でしかなくて
無理に一緒にいたいと願うことはお互いに苦しむだけだということを知ってるから

だから 貴方の側にいることが決して叶わないことだとしても
貴方をここから想い続けることを許してください











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