夜の闇に紛れて消えかける自分の姿を照らす
星のように明るい笑顔の君が眩しくて

眩く輝く光を手にしたいと夜空に高々と手をさし伸ばす
星を掴もうとする掌は空を切る

時の流れぬ自分の姿を写す足元の水面
ゆらゆらとゆれる不安定な自分の姿
泣きたくなる弱さを胸に押し込めて

今日も自分はそこに立つ
何度も何度も繰り返し遠くに手を伸ばしながら
その手が掴むことのない星の光を見上げながら
今日も変わらず同じ場所に立ったまま 遠くにいる君を想う





20040622


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